DIARY

美しい山と書いて美山。その名の通り、京都の大自然や大森林を抜けていく光景は沖縄の離島の様な雰囲気が味わえるバイカーや自転車乗りにはもってこいのコース。まだまだ肌寒いのでロンTぐらいが丁度良い。ふれあい広場には美山の良さを教えてくれる建物が新たに出来ていたり。毎日の苛立ちとかしがらみとは無縁なコースなんで機械があれば是非。

俺も初心者。
「好きでもない事だけして死ぬか?」
たまたま見ていた「クレイジージャーニー 」という番組に出ていたヨットレーサーの白石さんが「本当に死とは隣り合わせだ。」と、話されていた時にハッとさせられた。

もちろんヨットレースの事にそうさせられたんじゃない。ヨットレースについては命を落とす危険がある程に過酷なスポーツという事さえ知らなかった。大事な事は、常識を貫いてしまう程に自分と好きな事をやり通す力。そして、1秒後の未来にはもういない可能性があるという事。

多くの現実は、好きな事よりもそうでないものに捕らわれ、考える時間が多くを占めている。例外無く、俺だってそう。音楽をしている時間よりも、違う仕事をしている時間が多々上回るそんな毎日。俺以上に我慢をして働いてる人はごまんといる。

ある意味、生きるために好きでもない事をするのは仕方の無い部分もあると思う。ただ、それだけでいいのか、自分にも、これを読んでくれている人も。

やりたい事を全て捨てて、世間の幸せを求めて、自分の意思の舵を人に任せて、それで死ねるかどうか。個人的には、それでは死ねない。好きな事をやれる時間を少しでも手に入れ、自分自身を見捨てずにいたい。人生の決定権はいつだって自分にあるべきものだから。

この曲のタイトルは直訳すると「これは誰の人生か?」。
最後にリリックを載せてさようなら。

"Whose life is this"
軋み出した椅子取り合う
街の森定義された幸せの意味 
気づかれぬ上冷酷で残酷
疑問も浮かばねえ人生は最高?
生まれた最初の空白を
埋める他人が作ったもの
それを強制され思考も矯正され
叩き込まれる間違った平凡
熱くなれるその大好きな事も
いづれ辞めるべきもの
言われたよな子供じゃない
大人はこうだと決めつけの理解
心泣いてる血まみれ
押し殺してた見たい未来へ
脅迫された人生の成功
こうなるべきだと命令に抵抗

縛りあげた他人の目
自己殺して包まれる雲
苦しさを隠して耐える日を
望むだけ来ない運命の人
量産型俺らサイボーグじゃねえ
ふざけんじゃねえって舵を委ね
見てるだけで満足かって話
ならばどうする?最後は近い

土足踏みにじる
そして次に行く
お前の代わりならいちゃいねえ
履き慣れた靴のような言い回し
間違えばクズのような位置探し
諦めが美学みたいな辛さ
耐えて生きるのが素敵
金が左右する分かっちゃいるが
好きでもない事だけして死ぬか?
捏造されてる意識に適応
している列その最後尾
人生悟ったような知ったかぶり
知らんふりキラリ光る星
我が子の幸福=お前の定規の
幸福はかんなバカ
天才でも英才でもなんでもねえ
てかそれただの幻想だな

縛りあげた他人の目
自己殺して包まれる雲
苦しさを隠して耐える日を
望むだけ来ない運命の人
量産型俺らサイボーグじゃねえ
ふざけんじゃねえって舵を委ね
見てるだけで満足かって話
ならばどうする?最後は近い

今から約5年前。ツイッターで流れてきた1人のアーティストの曲。他にないフロウとメロディセンス。すぐに気になりアルバムを聞いていた。

ある日、そんなアーティストが俺の曲をリツイートしてくれていた。自分が気になっているアーティストが自分の曲を知ってくれたと思うと何だか嬉しくなったのを覚えている。

そしてその歳のUMB大阪。その気になるアーティストも出場している事を知り、その人と会う事が勝つ事以上の目的になった。

「TKSさんですか?」

声を掛けられ振り返ると、そこにそのアーティストが。

そんなちょっとした映画のような出会いを果たし、がっつりと話し、2人の曲を作ろうという話に。

2日後にはそのアーティストの家に向かい、いつも以上にクリアな気持ちと誰かと制作するというスリル的なものを感じながらレコーディングを済まし、出来上がった曲がこの「THE FLAVOR」

いつものならやらない色と違うステージへの1つの挑戦の機会を与えてくれた事が嬉しかったな。

そして2018年6月2日、大阪Long a long。

歳月が思いと重みを与え、それぞれの時間を乗り越え、時計が動き出し、続きへの扉が開いたその日。

5年越しにこの曲を、初めて2人で歌えて本当に嬉しくて楽し過ぎた。理屈とかじゃないあの感覚。

SHIDOくん、おかえりなさい。


遂に、というか不意に6月を迎えた気分。

まだ2月なんちゃうんという腑抜けも筒抜けに時間は経過。

腐った果実にならないように靴紐をしっかりと結び、明日も玄関のドアを開けよう。

p.s

6月2日の俺へ。

きっと間に合うはず。
昨日の話。

同じ地元のラッパーと一日中制作作業。いつも1人でやっている分、2人でやるのは楽し過ぎたな。色々な技術を吸収させて貰えた。その帰りの夕焼けが綺麗過ぎて少し感動。

そんな2人の曲、聞かれたら嬉しい。

二週連続雨の水曜日。

駅のエスカレーターの前に道に迷っている外国人夫婦。

一度はスルーしたけど、それは自分の歌詞に嘘をつく事になるな、そう思い返し声を掛けてみる。

Are you ok?

そう声を掛けれた自分を少し好きになれた気がする。合ってろバスストップ。

てなわけで、山科に向かい爆進中。でもないか。
金、権力、地位。

見事な程までにはどれも足りて無いけど、これからもそれに溺れたくはないなと。

キリがない私欲と歪んだ愛。夢が憎しみを生んでハリボテの幸福。

そうなってもうたら人間終わりやなと思うわけで。

金、権力、地位。

それを手に入れるためだけの音楽は俺は作る気無いな。

「俺の武器はガッツと信用だ。」

この言葉、好き。

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Music


「作品作りにもう少し時間を掛けようかな?」

「それが良いと思う。」

そんな会話をした。今まで長い時間を掛けて楽曲を作った事は数えるぐらいしかない。時間やクオリティーを言い訳にキャリアだけ重ねて作品が一つも無い人達を見てきて、そうはなりたくないと制作スピードをどんどん上げていった。これまでの作り方が悪いわけじゃない。むしろ良い作り方だと思う。ただ、いつもより少しだけ時間を掛けて作った作品はどうなるんだろう?それにワクワクしているだけ。変わりがないかもしれないし、変わるかもしれない。そんな気持ちが芽生えた昨日。

何より、腐った正義にはなりたくないな。
ここ最近はライブが驚く程に無いという我慢の時期に入った様な気がします。この期間の間にどれだけ制作を進ます事が出来るか、人間として成長出来るかが大切です。そう思い、仕事と音楽との狭間でたまに落ち込みつつ生活しています。

書いて、書いて、書きまくる。そうすると、ある時突然書けなくなる。原因はアウトプットに傾き過ぎてインプットを怠っているからだと分析しています。この二つのバランスが人生大切だなと思うんです。

インプットのために見たるろうに剣心の映画、最高でした。ありがとうございます。